2018年度がんアライ宣言・アワード応募企業の事例集

   

サッポロビール株式会社の「がんと就労」施策【ゴールド受賞】

サッポロビール株式会社の「がんと就労」施策【ゴールド受賞】

第1回がんアライ宣言・アワードに寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

サッポロビール株式会社

事業内容:ビール・発泡酒・新ジャンル・ワイン・焼酎などの製造販売、洋酒の販売、他

従業員数: 2,039名(2017年12月31日現在)

創業:1876年

ウェブページ:http://www.sapporobeer.jp

 

がんアライ宣言

サッポロビールは、がんを経験した社員の思いを大切にし、働きやすい制度と対話により、会社の強さにつなげます。

取り組みの背景や特色

  • 就業上の措置をとらなければいけない、がんに罹患した社員は年に1〜2名であったが、健康保険組合のデータより、再検査を含めがん関係で病院を受診した社員が相当数いたため、既存の制度の周知に努めた。

 

  • がんを経験した社員とともに、がんに罹患した社員とその上司向けの両立支援ガイドブックを作成。

 

制度

  • がんに罹患した社員・その上司向けに「治療と就労の両立支援マニュアル」を作成し、社内イントラに掲載。治療と就労の両立にあたり必要な情報をすぐに得られるよう、体制を整備している。

 

  • 「時間有休制度」、「スーパーフレックス」、「テレワーク」を導入し、柔軟な勤務が可能になることで、治療を続けながら就労継続できる体制を整えている。

 

風土づくり

  • 生活習慣病健診(健康保険組合が実施する健康診断、がん検診相当の項目含む)について、会社からも費用を一部補助し、就業時間中に受診可能な制度としている。会社側からも積極的に受診勧奨を実施している。

 

  • 「治療と就労の両立支援マニュアル」を作成し、社内イントラに掲載することで、がんに罹患した社員が治療と就労の 両立に当たり必要な情報をいつでも閲覧できるような環境を整備している。

 

  • 実際にがんに罹患したことによる退職者はいない。

 

相談

  • 上司とは定期的に個人面談をする制度があるため、その中で治療や仕事について相談できる体制を整備している。 

 

  • 全国事業場に産業医・保健師を配置しており、健康面での相談がしやすい体制を整えている。

 

  • 自分の健康や家族事情を含めて、キャリアのことを社内の相談員にいつでも相談できる制度がある。

 

その他

  • 胃がんの治療で長期の休暇を取らなければならない社員を、上司や職場のメンバーが温かく送り出し、復帰した社員はその後、秘書室に異動し、社長秘書として活躍している。

 

  • がんの手術で声帯を失った社員が復帰前に闘病経緯と現状を報告したメールに対し、150通以上の激励の返信が寄せられた温かい風土である。

 

  • 今後、治療と就労の両立支援を目的とした「短時間勤務制度」を年内に導入予定。

 

  • がんアライ宣言では、社長自らが宣言を行い、今回の審査結果を社内にも周知の上、がん治療と就労を継続しやすい風土づくりをさらに推進する。

 

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>>サッポロビールの事例から見る、“特別なことをせずにできる”がん治療と就労の両立支援

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