がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2021 ゴールド】株式会社ジェイエイシーリクルートメントの「がんと就労」施策 - がんアライ部

【がんアライアワード2021 ゴールド】株式会社ジェイエイシーリクルートメントの「がんと就労」施策 - がんアライ部

がんアライアワード2021に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

ゴールド受賞:株式会社ジェイエイシーリクルートメント

事業内容:人材サービス業

従業員数:約1,030人

ウェブサイト:https://corp.jac-recruitment.jp/

取り組みのきっかけやエピソード

 

・当社は健康経営を掲げ、社員に対し運動の啓もうや喫煙禁止の奨励などを行っており、経営陣の健康に対する意識が高い状態にあった。その経緯の中で、ある男性従業員ががんに罹患し、治療しながら就業を継続し、かつそれを社内外にも公表しながらがんと就労に関する啓もう活動を行っていることから、会社としても健康経営の延長として本テーマに関心を持つようになった。

 

・あるがん罹患社員が自身の闘病体験やがんと就労に関する自社での勤務経験を2018年頃から積極的にSNSや講演の場で発信するようになり、2019年からは会社としても広報的に支援をするようになった。新聞やTV等複数のマスメディアに取り上げて頂くようになり、自社にとっても広報的なメリットや健康経営、SDGs等について積極的に取り組む文化風土が醸成されるようになった。

 

風土づくり

 

◆フレックス勤務制度

 

◆在宅勤務制度

 

◆積立有給休暇制度

 

◆長期休職制度

 

◆小規模チーム制を導入し、部下と上司の関係を緊密に保つ組織作りを推進している。

 

◆上司部下の個人面談について、半期に一回を義務化し、さらに毎週ならびに月数回の定例面談を推奨。緊密な関係性作りを行っている。

 

◆部署内交流を目的とした食事会補助制度を設けており、上司部下の交流ならびに同僚間の交流を醸成

 

◆産業医への相談窓口を設けている。

 

◆健康診断の受診促進、人間ドックの受診推進および費用補助、ストレスチェックの実施等を推奨。

 

◆ダイバーシティ&インクルージョンに関する全社プロジェクト JAC Group D&I (Diversity & Inclusion) Steering Committeeを立ち上げ、風土変革をけん引

 

相談できる環境づくり

 

◆がん患者社員のインタビュー記事を社内法や社外広報媒体に掲載、彼の活躍の様子を知らせることで病気でも働ける環境であり、それを応援する会社であることをPRしている。

 

◆がんに限らず、自身の闘病や親の介護、家族の看病、保育等で退職を余儀なくされるケースでも、復職ならびに再就職を提案し、事態収拾後に当社に付記することを積極的に提案している。事実、一般社員ならびに管理職で復職経験者が複数名いる。

 

◆健康経営推進委員会を組織化し、全社横断にて社員の健康管理を仕組みかしている。

https://corp.jac-recruitment.jp/csr/healthmanagement/

 

◆SDGsに関する取り組みの発信と、その一環として健康に関する取り組みを推進している。

https://corp.jac-recruitment.jp/csr/sdgs/#no3

 

制度・配慮

 

◆健康診断/人間ドックの受診促進及び費用補助

 

◆7時間労働制

 

◆就業時間中の喫煙の禁止、全社員の禁煙支援に向けた取り組みを推進。禁煙外来受診支援等。

 

◆運動施設の利用補助(スポーツクラブ等の運動施設利用に対して、毎月最大4000円までの費用を補助。)

 

◆運動推進プログラム(ヘルシーチャレンジ)の導入(1週間の運動量に応じてポイントを付与。3か月間で一定のポイントを取得するとQuoカード最大4500円を進呈しています。)

 

講評・コメント

 

・就業時間中の喫煙の禁止され、禁煙外来受診支援等全社員の禁煙支援に向けた取り組みを推進されています。

 

・ある罹患社員の活動からはじまった「がんと就労」に関する取り組みが社内外に広がり、組織の文化風土が醸成されるまで広がっています。

 

>>「がんアライアワード 2021」受賞企業と事例集一覧はこちら

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