がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2022シルバー】株式会社ファーストロジックの「がんと就労」施策

【がんアライアワード2022シルバー】株式会社ファーストロジックの「がんと就労」施策

がんアライアワード2022に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

シルバー受賞:株式会社ファーストロジック

業種: IT(投資用不動産のポータルサイトの運営)

従業員数: 71名

https://www.firstlogic.co.jp/

 

取り組みのきっかけ

 

社内の新卒1年目の社員ががんに罹患し、治療の末に当社に復帰したという経験をしました。

 

それ以来、がんとは他人事ではなく我々のような若い社員が多い会社でも起こりうることなんだなと痛感し、取り組みを実施するようになりました。

 

がん罹患の詳細や復帰については動画にまとめています。 

 

風土づくり

 

◆がんに罹患して治療のために休職する社員に対し、退職しても回復したら再度同じ条件で雇用することを約束する念書をお渡ししました。この取り組みは社員にも共有しており、がんにまだ罹患していない社員にとっても、自身が病気になった際の雇用について安心してもらえる取り組みとなったと思っています。

 

相談できる環境づくり

 

◆1on1での面談を2週に1回、15~30分程度行い、上司と業務以外についても話せる機会を設けています。

 

また、健康について不安に思った際、医療従事者に気軽にできる相談サービスである「first call」を会社で導入し、全社員が利用できるようにしています。

 

制度

 

◆休職制度を設けており、必要な際に仕事を休んで治療に専念できます。休職期間中は健康保険の傷病手当金制度で賃金の2/3を受け取れます。

 

また、医療費が高額になった際に自己負担額が3割で済むような健康保険に加入しています。

 

その他の取り組みやエピソード

 

新卒1年目でがんに罹患した社員は、治療による休職期間が6ヶ月を超えてしまうため、一度退職することになってしまいました。その際にその方とこれからも一緒に働き続けたいという思いから、回復したら同じ条件で再度雇用することを約束する念書を会社として作成し、お渡ししました。単に退職となるだけだと今後どうなるのか不安が強くなりそうだったため、安心して治療に専念してほしいという思いから、この対応をしました。

 

結果、そのお陰で安心して治療に専念し、退職してからおよそ6ヶ月後に「寛解したのでもう一度働きたい」と言ってくれました。約束通り元々と同条件で再度雇用することになり、今は業務量をセーブしつつ、定期的な通院をしながら元々いた部署で活躍してくれています。

 

抱負

 

がんだからどうこう、という話ではなく、社員が当社で長く働けるためにはどうしたらいいのか?を常に考え続けています。今回はがんに罹患した社員がいたため、がんに関する対応をしました。今後も特定の状況だけに対応するのではなく、社員が長く働き続ける制度づくりや、個人個人の話を聞いて会社でできることをしていくような取り組みをしていければと考えています。

 

講評・コメント 

 

・がん治療のために休職する社員に対し、退職しても回復したら再度同じ条件で雇用することを約束され、戻る選択肢がある安心材料となった事と思います。がんに罹患しても配慮を受けられる安心感があります。

 

・今後もがんと就労に関する風土・環境・制度づくりを社内外で進められることを期待しています。

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