がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2021 ゴールド】カルビー株式会社の「がんと就労」施策

【がんアライアワード2021 ゴールド】カルビー株式会社の「がんと就労」施策

がんアライアワード2021に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

ゴールド受賞:カルビー株式会社

事業内容:菓子・食品の製造・販売

従業員数:(連)4,311 人 (単)1,841 人(2021 年3 月31 日現在)

ウェブサイト:https://www.calbee.co.jp/

取り組みのきっかけやエピソード

 

・これまで社内イントラネットで紹介する両立支援の取り組みは、出産や育児、介護などがメインであり、がんを含む傷病に対する情報が分散しており、体系的にまとまっていなかった

 

・意識調査アンケートで、制度や仕組みを知っている人は、ほとんどの項目で50%以下であり、87%の人が「実際の制度の活用方法や事例」を知りたいという結果あり

 

・人事トップの武田自身がサバイバーであり、プロジェクトオーナーとして、仕事と治療の両立支援の取り組みを本格稼働し、社内展開していく土台が整ってきた

 

・元々オフィスワーカーについては、働く時間・場所の選択の自由があるなど、環境は比較的整っていた歴史がある。一方で生産や営業の現場ではまだ、両立事例も数が少ない状況であった。2021年8月に始まった罹患者を中心とした社内ネットワーク「CalCAN’s」では、手挙げによって参加した現場の社員が半数以上を占めている。スタート当初から地域を超えた情報交換や事例の共有が出来ており、既に今後の活動のベースが出来上がりつつある。

 

風土づくり

 

◆がんに関する意識調査を全社員対象に実施し、800 名分のアンケート結果を全社展開した

 

◆がんを診断された人向けの「もしも、がんになったらガイドブック」を作成し、全社公開。地域人事担当者および希望者に向けてお披露目会も実施した

 

◆がんサバイバーズ、サポーターズをつなげた17 名の社内コミュニティ(CalCAN’s)を立ち上げ、みんなの体験を聞く対話の回を実施した

 

◆傷病・休職制度を再設計し、安心して治療にあたれる環境を整えるべく、GLTD(団体長期障害所得補償保険)を導入した(休職期間は24 か月→26 か月に2 か月延長)

 

◆SNSを通じてがんの治療研究を応援する「#deleteC 大作戦」に2 年連続で参画し、大きく貢献

 

相談できる環境づくり

 

◆上司との1on1を定期実施し、業務やキャリアなど相談できる環境がある

 

◆上司以外に、事業所人事や健康支援担当、産業保健スタッフ(産業医、保健師)など、相談内容に応じて、相談できる相手先が複数ある

 

◆事業所人事は、産業保健スタッフ(産業医は精神科専門)とオンラインで随時相談可能

 

◆人事担当執行役員が自らがん経験をカミングアウトし、言い出しやすい風土づくりの一助となっている

 

制度・配慮

 

◆定期健康診断、人間ドックの徹底(2020年度の健康診断受診率100%達成)

 

◆カルビー健康保険組合では、被保険者に特定のメニューが自由選択(共通:大腸がん、男性:50歳以上前立腺がん、女性:乳がん、子宮頸がん)、扶養者も一部メニューあり

 

◆経済的支援や就労との両立支援をもとに、一人ひとりに寄り添ったフォローが整っており、ガイドブック中で分かりやすく(公的支援も含め)解説がある

 

・就労支援:半日有給、フルフレックス、モバイルワーク、休職制度、復職支援、短時間勤務

 

・経済的支援:傷病見舞金、GLTD、傷病手当金、高額医療費制度、限度額認定証

 

講評・コメント

 

・がんサバイバーズ、サポーターズをつなげたグループ「CalCAN’s 」を立ち上げられ、職種や地域を超えた情報交換や事例の共有を進められています。

 

・みんなでがんの治療研究を応援する「#deleteC 大作戦」に2年連続で参画されるなど、社会に向けた取り組みを進められています。

 

>>「がんアライアワード 2021」受賞企業と事例集一覧はこちら

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