がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2020 シルバー】秋葉原社会保険労務士事務所の「がんと就労」施策

【がんアライアワード2020 シルバー】秋葉原社会保険労務士事務所の「がんと就労」施策

がんアライアワード2020に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

シルバー受賞:秋葉原社会保険労務士事務所

事業内容:社会保険労務士業

従業員数:5人

ウェブサイト:http://aso-ex.jp/

取り組みのきっかけやエピソード

 

・当事務所の使命が「共生共働の社会を創造すること」であり、「事業を通じて社会課題を解決すること」が事業の本質であると考えている。

 

・がんにり患した方の一定数は会社を辞めてしまう現実があり、そして生きるために治療をしているのにその先には働く場所がなく、自分の人生をマイナスに考えてしまうこともあることを知った。それであれば当事務所の使命に則り雇用を生み出す仕組みを考えようと思って体制づくりを始めた。(ちなみにこの雇用はがんに限らず難病などにも間口を広げている。*まだ採用に至っていない)

 

・当事務所では罹患した社員はいませんが罹患してから入社している方がいます。当事務所の使命は「共生共働の社会を創造する」ことなので、病気がある方を採用した上で戦力化しています。

 

・この方の人生を事務所のブログに書いてもらったところ、それが文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」(8月17日)に紹介されました

 

・また、現在この方は3社の給与計算に関与してもらっており、少ない人数の会社ですが1社はこの方がメイン担当です。

 

風土づくり

 

◆がんに罹患している方(ステージ4)の方を採用し、その方にとって働きやすい環境を用意しています。

 

・コロナ禍において外出に不安があるため、完全在宅勤務で、仕事は週2日一日5時間程度で、給与計算チームに参加してもらっている。現在はよりコミュニケーションの量と質を高めるために希望に応じて週1回会社に出勤することもある。(給与は締日と支払日が決まっており、治療と組み込みやすいため)

 

・また、給与計算も、がんにり患していない方が完全バックアップで、できるところまでやってもらい、時間が足りなかったり体調が芳しくないときは他のスタッフがバックアップできる体制をいつでも取っている。

 

相談できる環境づくり

 

◆勤務前に「今日は体調が良いからもう少し仕事ができる」「今日は副作用がきついから途中までにしたい」というのを表明してもらい、その日に状態に合わせて対応している。

 

◆経営者である脊尾の配偶者が現役看護師であることから、疑問点を相談したり、就労にあたって枠組みを血液がんの専門家に相談をして採用をしたなどがある。

 

度・配慮

 

◆がんにり患した方を採用している経緯もあることから、健康な方ががんになった場合でも当然に同様の配慮をしている。

・また家族のご事情に合わせて休みを取ったり在宅勤務にするなど柔軟な働き方を支援している。

 

◆健康増進の一環で、希望者にはパーソナルトレーニングのジムの費用を半額補助(約10万円)をしている。

 

新型コロナウィルスの感染拡大による影響に応じて新しく始めた「がんと就労」の取り組み等に関するエピソード

 

・パソコン、ポケットwi-fiを貸与して、完全在宅勤務を認めています。

 

講評・コメント

 

看護師や血液がんの専門家等に相談するなどして、がん罹患者の採用実績をお持ちです。
罹患社員にはその日に状態に合わせて勤務時間を柔軟に対応したり、他社員がックアップする体制を構築されたりするなど、事務所をあげて罹患社員を支える体制を構築されていることが伝わってきます。
がん罹患者の声を活かした制度づくりをさらに進められることを期待しています。

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