がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2020 シルバー】新生銀行グループの「がんと就労」施策

【がんアライアワード2020 シルバー】新生銀行グループの「がんと就労」施策

がんアライアワード2020に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

シルバー受賞:新生銀行グループ

事業内容:金融

従業員数:5,349人(2020年8月3日現在)

ウェブサイト:https://www.shinseibank.com/

取り組みのきっかけやエピソード

 

・前回のがんアライアワードで、新生銀行、昭和リースがシルバー賞をいただいたことから、統合報告書やグループでのダイバーシティ推進を紹介する社内資料・対外資料で、「がんアライ2019」の受賞について、紹介をしています。

 

・がんに罹患される方は、ご自身ががんに罹患するまでは、まさか自分ががんになるとは考えていらっしゃらないかと思います。広くグループ内の社員に新生銀行グループではがんに罹患してもサポートが受けられるということを知っておいてもらい、もし必要となった時には安心して相談できる環境を整えていきたいと考えております。

 

風土づくり

 

◆「働き方リ・デザイン」の推進

・社員一人ひとりが、時間や場所に制約を受けずに柔軟な働き方を選択できるようにするニューノーマル下での働き方改革である「働き方リ・デザイン」をグループ全体で進めています。

 

・「働き方リ・デザイン」では、働く場所・時間の柔軟性を高める制度を導入だけでなく、社員一人ひとりが、自分の価値観やライフステージ、病気治療など自分の状況に応じた働き方を自由に選択できるよう、管理職はじめ、一緒に働く同僚がそれを許容する組織のマインドセット・風土づくりに取り組んでいます。

 

◆年次有給休暇の取得推進

・心身の健康維持すること、柔軟に休暇が取りやすい風土を醸成することを目的に、年次有給休暇の70%以上の取得推進、年5日以上の連続休暇の取得を義務とし、推進を行っています。

 

◆がん治療による休業からの復帰・両立支援

・がん治療による長期休業者については、人事担当者が面談を行い、産業医とも連携し治療や回復状況を配慮しながら、職場復帰のサポートをしています。放射線治療等で免疫力が下がっており、感染リスクが高くなっている方もいらっしゃいます。

 

・特に、今年は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響下のなかで、復帰される方もおられましたので、在宅勤務で対応可能な業務での復帰や、対人・対面での業務は避ける等、復帰後のキャリアの継続・両立が可能となるよう調整・サポートしています。

 

・また、社内設置の健康開発センター等とも連携しながらご本人と定期的に面談し、メンタルケアを含めたサポートを継続しています。

 

◆1on1ミーティングの導入を準備中

・ニューノーマル下での新しいコミュニケーションとして、上司と部下が定期的に部下の成長・キャリア形成を中心とした、部下が主役となるミーティングの機会をもつ、1on1の導入を進めています。

 

・業務そのものではなく、キャリアを築いていく上で出てくる課題や悩みを上司と共有し、解決のサポートをすることを目的としています。

 

相談できる環境づくり

 

◆キャリア・ライフ・サポートデスク(通称“キャリサポ”)の設置

・グループ人事部内に仕事やキャリアと、それに関連した生活や働きかたなど様々な悩みや困りごとについても随時相談を受けられる窓口を新たに設置しました。日常の業務の状況、仕事への適性、将来の希望、今後のキャリアプラン、ワークライフバランス、病気治療との両立、ハラスメント以外の人間関係(ハラスメントは別途のハラスメント通報窓口設置)等、困っているけどどこに相談してよいのかわからないということをなんでも相談できます。

 

・窓口ではキャリアコンサルタント、産業カウンセラー資格を持つ人事担当者が相談を受けています。

 

・相談内容に応じて、各担当と連携する体制をとっており、がん罹患に関する相談があれば、産業医・保健師等とも連携し、対応をします。

 

◆会社には相談しにくいといったケースについては、EAPカウンセリングサービス(外部相談窓口)を設けており、社員が状況や目的に応じて、相談をできる窓口を充実させています。

 

度・配慮

 

◆「働き方・リ・デザイン」をグループ全体で進めるなかで、柔軟な勤務を実現する制度の充実を進めています。

 

・具体的には、働く場所をメインオフィス、サテライトオフィス、在宅勤務、その他セキュリティが保たれる場所であれば柔軟に組み合わせることができます。

 

・また、時差勤務やフレックスタイム制の適用範囲を拡大し、働く時間についての柔軟性も拡大しています。働く場所や時間を柔軟に選択する制度は理由を問わず利用できるため、がん治療のためや休業からの復帰時等、柔軟な働き方が必要となる時も、他のメンバーにも気兼ねなく、自由に選択することが可能です。

 

新型コロナウィルスの感染拡大による影響に応じて新しく始めた「がんと就労」の取り組み等に関するエピソード

 

◆健康受診の徹底

新型コロナウィルス感染症拡大の影響、特に、緊急事態宣言下では、健診機関が健診実施を取りやめていたことや、緊急事態宣言解除後も感染防止のために実施機関で予約件数を通常より制限しているケースもあるため、社員に向けて、がんをはじめとする重大な疾患の早期発見のためには健康診断を受診することの重要性と、確実な受診のために、なるべく早くに健診予約を行うよう、推進を行いました。

 

◆メンタルヘルスのサポートの強化

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、感染への不安や外出自粛、働き方の変化等、通常とは異なる状況でストレスが大きくなりやすいことから、例年行っているストレスチェック時のリマインド頻度を上げたり、社内のイントラネットで、相談窓口の案内を定期的に行ったり、ストレスケアの情報提供を強化しています。

 

講評・コメント

 

がんアライ宣言を社長自ら行うなど、会社全体でがんと就労に取り組む姿勢が伝わってきました。
キャリア・ライフ・サポートデスクという相談窓口(病気治療との両立についても相談可)を新たに設置する他、EAPカウンセリングサービス(外部相談窓口)も設置されており、相談しやすい環境づくりを進められています。
がん罹患者の声を活かした制度づくりをさらに進められることを期待しています。

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