がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2019 ブロンズ】株式会社伊東商会の「がんと就労」施策

【がんアライアワード2019 ブロンズ】株式会社伊東商会の「がんと就労」施策

がんアライアワード2019に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

ブロンズ受賞:株式会社伊東商会

業種: 商社

従業員数: 132名

ウェブサイト:http://www.itnet.co.jp/

取り組みのきっかけやエピソード

 

・数年前社員の一人が定期健診でガンが見つかり、治療に入ることとなりました。「何かできることはないか」「力になれるとこがきっとあるはずだ!」と有志で千羽鶴を作ることに。あっと言う間に実行部隊が立ち上がり、気づけば活動に賛同する社員が増え、設置したダンボールの鶴の笠は日増しに増えていきます。拠点からは郵送で鶴が届き、千羽鶴はあっと言う間に完成しました。無事本人に届けることができたものの治療継続は続き、就業規則上の休職期間を迎えてしました。残念ながら退職となりましたが“元気になったらいつでも戻ってきて欲しい!”と いう思いを形にしたく、カムバックチケットを作り渡すことに。このチケットはスペシャルコースでの最終面接を用意しているので、社員としていつでもお迎えします!のメッセージを含めたカードとなっています。また共に働ける日への思いを形にした活動の一つです。

 

・社員の平均年齢と2人に1人がガンになるという情報を踏まえ、100人を越える企業体になった昨今、特に意識をしはじめています。

 

風土づくり

 

◆関わる人すべてがワクワクする組織作りを目指す過程の中で多くの制度がうまれました。

 

◆パジティブの浸透。「情熱(Passion)」+「前向きな姿勢(Positive)」=「パジティブ」 内に秘めた「パジティブ」、外にあふれ出る「パジティブ」。100人100通りの「パジティブ」を心から応援し全力でバックアップしています。

 

◆有給は自身のリフレッシュに活用できるよう、年次有給休暇とは別に家族ケアを目的としたファミリーケア休暇を年間最大10日取得可能です。またファミリーの定義を最大解釈し婚姻関係と限定しないパートナー、同居のペット(例:犬・猫・金魚)も対象としているのが当社制度の特徴です。

 

◆お休みを頂きすみませんでしたはNGワードであり、お休みを頂きありがとうございましたをGOODワードとしています。

 

◆有給は半日単位で利用可能なため、通院休暇でいたずらに有給休暇が減ることを回避できます。本来の目的である個人のリフレッシュに有給休暇を利用できるように仕組みでカバーしています。

 

◆定期健康診断においいて法定項目以外でも要精密検査となるものがあれば、受診勧奨のお手紙を産業医と衛生管理者で連携し社員へ届けています。 単なる勧奨文の発行ではなく受診完了、受診後のフォローもし続けているのが当社の特徴です。

 

相談できる環境づくり

 

◆産業医面談を月1回実施。希望者は面談が可能であることを広報し産業医の有効活用を促進しています。

 

制度

 

◆フレックス制度においてフレキシブルタイムを6:30-11:00 ・15:00-22:00とし、この時間の中抜けを許可しています。

 

活用例:フレックス制度を利用し15時勤務終了をし、16時より通院。病院の混み具合で終了時間が読めないものの、戻り次第勤務開始が可能。勿論そのまま勤務終了も可能。

 

◆フレックス制度とリモートワークの併用で通院時間の最小化を実現

 

活用例:自宅近くのかかりつけ医の場合、会社からではなく自宅から通院することで移動時間の短縮が可能になります。

 

◆リモートワーク制度の導入(リモWA!)

 

リモート+work+!=わくわくするものを生み出す

WA=輪・・・ビジネスの輪を生み出す

WA=Wonder!・・・新たな発想を生み出す

 

講評・コメント

 

従業員ががんに罹患した際には、カムバックチケットを発行し、本人が復職しやすくなるような対応をされています。

 

実際に制度を運用されていく中で、がん罹患者の声を取り入れた制度づくりをさらに進められることを期待しています。

 

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