がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

【がんアライアワード2019 シルバー】UQコミュニケーションズ株式会社の「がんと就労」施策

【がんアライアワード2019 シルバー】UQコミュニケーションズ株式会社の「がんと就労」施策

がんアライアワード2019に寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

シルバー受賞:UQコミュニケーションズ株式会社

業種: 通信業

従業員数: 492名

ウェブサイト:https://www.uqwimax.jp/

取り組みのきっかけやエピソード

 

・本社に勤務していた社員が罹患していることが分かったのが3年前でした。休職制度を利用し治療をすることになりましたが「関西の実家に戻り治療を受けたい、そして少しでも元気になったらすぐに職場復帰をしたい」という本人の希望を受けるかたちで実家のある関西支店へと異動になりました。治ったら復帰するという未来図を社員と会社の双方で描きながら戦い抜きましたが、願い叶わずその社員は亡くなってしまいました。病状が進みだんだんと意識が朦朧とする中で、店頭営業の現場に立っている夢を見ながら業務を確認している様をうわ言を言っていた社員。その強い思いは会社に大きく影響し、がん罹患者と共に働く取組みに対してのきっかけとなり、新たに取り組んでいく施策のモチベーションとなっています。

 

・ライフネット生命様を介してがんアライ部の存在を知りました。今年度よりセミナーに参加させていただき様々な立場からのお話しを伺う中で、弊社内の“制度として既に制定していること”や、“制度ではないが着手さえすればすぐにでも活用できそうなこと”があること。そして“時間はかかるが是非取り入れていきたいこと”が少しずつ見えてきました。罹患者に対して個別対応のみ行ってきた弊社ですが、これからは社員全体に大きく知ってもらえるよう取り組んでいきたいと思います。

 

風土づくり

 

◆テレワークや年次有給休暇に、それぞれ取得目標を立てる

 

テレワークは月1回、年次有給休暇は70%取得を全社で掲げ、昨年度達成しました。今年度は社員一人ひとりが自主的に勤務制度の利用方法を考え、より生産性の高い業務方法の定着を図ります。

 

◆私傷病ガイドブックの発行

 

既に制定されている規定をより分かりやすく集約し図解等を用いて明確にすることで、罹患者休暇や給与に関しての不安を少しでも軽くできるよう、社内広報活動をします。

 

◆休まざるを得ない社員へのフォロー体制を作るための意識改革

 

罹患者に限らずマイノリティ(障がい・LGBT・ワーキングママパパ・・・)も含めた方々への配慮をしたいがその仕方が分からないという上司や同僚が多いので、事例紹介的なワークショップ(または社外の講演)やがんアライ部での事例を紹介するなど全社で取り組む施策を取り入れます。

 

相談できる環境づくり

 

◆企業理念「UQスピリット」で掲げている【組織と人:最小の組織で最大のパフォーマンスを】を活かしたグループ編成により、上司に相談しやすく上司にとっても社員を把握しやすい環境です。また、「月イチミーティング」として上司と社員による1対1の定期的な対話の時間を作ることを促進しており、何でも相談できる環境づくりをしています。

 

◆社員からの相談には人事グループ員・休職担当が個別に対応しています。

 

◆社長主催のダイレクトMTGを行い、社員が直接社長へ発信できる場を作っています。

 

制度

 

◆治療中:テレワーク・変形労働

 

◆休暇制度:有給休暇(入社1日目より取得可能)・積立休暇(上限10日)・私傷病休暇(最長6か月)・私傷病休職(最長2年6か月)

 

◆復職後:軽減勤務・時間外勤務禁止

 

「スマートワーク」を導入しており、“仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)”をスローガンに、20時退社や変形労働制の活用といった施策を3年前から行っています。

 

◆健康診断受診率は100%です。

 

講評・コメント

 

上司・人事グループ員・休職担当と複数の窓口を設けて、相談しやすい環境づくりを進められています。

 

がんへの理解を深める啓蒙・教育活動を通じた風土づくりやがん罹患者の声を取り入れた制度づくりをさらに進められることを期待しています。

 

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