がんアライアワード受賞企業の取り組み事例

   

株式会社エーピーコミュニケーションズの「がんと就労」施策【ゴールド受賞】 - がんアライ部

株式会社エーピーコミュニケーションズの「がんと就労」施策【ゴールド受賞】 - がんアライ部

第1回がんアライ宣言・アワードに寄せられた、各社の「がんと就労」への取り組みをご紹介します。

 

株式会社エーピーコミュニケーションズ

事業内容:システム構築事業 従業員数:375名  

創業:1995年

ウェブサイト:https://www.ap-com.co.jp

 

がんアライ宣言

がんを含めた傷病に対する支援制度を周知し、万が一の場合に社員が安心して治療に専念出来るようにする

取り組みの背景

  • 取締役副社長の永江自身ががん罹患を経験しており、経験者である永江自身が、万が一社員に何かあったとしても「大丈夫だ」と発信出来る本取り組みを良い機会と捉え今回応募させて頂きました。

 

  • 社員自身は年齢的に若い社員が多くがん罹患のケースはまだ少ないが、ご家族やご両親を含めてがん罹患したときに、相談に乗れるのが永江であり、普段から近い存在で、相談しやすい環境にある。

 

  • これまでがんに対する対応は取締役副社長永江頼みな状況であったが、今後組織的な取り組みに発展させるべく、今回の取り組みを活用させて頂きました。

 

  • 今回の応募により社内外へ取り組みを発信していきたいと考えており、活動の第一弾として社内向け研修を検討しております。

 

制度

  • 毎年実施する健康診断の全社員受診を進めると共に、受診機関についても本年度より受診項目が多い(一部オプション)機関へ変更し受診を推進

 

  • がんに限った制度ではないが、傷病に対する休職規程を設け、勤続年数に応じて一定期間の休職期間を設けると共に、主治医、産業医と連携し、休職中のサポート、リハビリ出社から復職までをサポートするように取り組んでいる

 

  • また、復職先についても本人希望(働き方、業務内容等)を考慮し配属先を決定する運営を行っている

 

風土づくり

全国健康保険協会が進める「健康企業宣言」ならびに、厚生労働省が推進する「がん対策推進 企業アクションの推進パートナー」に登録申請を準備しており、申請完了後、啓蒙ツールを活用し、社員向け説明を実施予定

 

相談

  • 1on1(社員と上司の面談)機会を、理想は1ヶ月に1回、最低でも3ヶ月に1回の頻度で実施するように指導。そのような取り組みを通して、健康状態はもとより、目標やキャリアについて相談する機会を、短いスパンで相談出来る機会を設けている。

 

  • 産業医との面談機会を毎月設けており、該当者や上司からの申し出があれば、産業医との面談を受ける事が出来るようにしている。会社には就労上のアドバイス、本人は疾病に対しての医学的なアドバイスを産業医からもらう事が可能。

 

その他

  • がんに限らず私傷病の際の休職に関する規程を設け、対象社員とのコミュニケーションをとりやすいラインの社員を休職中窓口としている。人事、主治医、産業医と連携して、休職中のサポート、リハビリ出社から復職までをサポートする取り組みを実施。

 

  • 副社長の永江氏が人事担当部署の責任者であった際、がんに罹患した経験があり、それを基に休職社員へのフォロー体制の考え方が築きあげられている。

 

>>2018年度がんアライ宣言・アワード応募企業の事例集はこちら

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